行政書士の就職について考える会

行政書士の選択2.就職以外の働き方

行政書士の働き方の選択肢ふたつめは、「2.就職以外の働き方」です。独立・開業ということです。

最近は就職を希望する人も少なくないようですが、行政書士の資格を取って独立したいと考える人が多いと思います。人に使われるのではなく、一国一城の主になりたいと考えるのは、自然なことでしょう。もちろん、サラリーマンの年収はある程度で頭打ちなので、高年収を狙って開業する人もいると思います。
また、働くスタイルとして、時間が比較的自由、休みが取りやすい、仕事量が調整しやすいなど、サラリーマンでは実現できない自由さを求めている人もいます。

行政書士の資格は、独立・開業するのに十分な資格です。資格があるだけで、行政書士事務所の看板を上げることができ、依頼を受けて報酬を得ることができます。時々「行政書士で独立できるか?」という質問を聞きますが、おそらく、意味合いとしては「食べていけるのか?」ということだと思います。答えは、「普通にやっていれば食べていける」という感じです。

独立開業の初期段階では、ローコストで事業を始めるため、自宅開業が多いようです。コネの案件や、最近はホームページを開設してフリーのクライアントを獲得することも少なくありません。自宅にスペースがなければ、打ち合わせは外(ラウンジや喫茶店など)で行えばよいので、特に不自由はないと思います。書斎スペースだけあればOKです。

事業規模が大きくなってきたら、自宅とは別に事務所を構えたり、人を雇ったりする人もいます。この辺は、経営方針や経営センスによって差が出てくる部分です。逆に、自分ひとりの力でさばけるだけの仕事しか請けないというのもひとつのスタイルだと思います。大きい事務所にするか、小さい事務所にするか、個々の考え方によって違います。

行政書士は自宅開業できるため、女性に人気があります。家庭に入っても、自宅で仕事ができるからです。そういう場合は、事業の拡大よりも、少ない時間をどうやりくりするかが経営テーマになるでしょう。独立・開業のスタイルは、そのままライフスタイルと直結すると言っても過言ではありません。

また、独立・開業以外に、執筆等で報酬を得る行政書士もいます。行政書士として本を書いたり、インターネットサイトのコンテンツを執筆したりして報酬を得るのです。これも就職とは違う働き方だと言えます。でも、もちろんそんな案件は稀です。生業というよりも、副業に近い感じだと思います。

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